Dec 09, 2010
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原爆投下から8年後に広島市民約9万人が参加して制作された映画「ひろしま」の英訳版が、立命館大(京都市北区)の学生によって完成した。先月スペインでの国際会議で初上映され、被爆者の言葉を各国の参加者に伝えた。福島第1原発事故の被害が広がる中、学生たちは「核を考える上で、映画の役割がますます大きくなると思う。多くの人に見てほしい」と話す。
「ひろしま」(関川秀雄監督)は被爆児童の文集を題材に1953年に作られた劇映画。昨年10月に開かれた上映会がきっかけで、学生が映画プロデューサー小林一平さん(64)に英訳を申し出、文学部3年の由比あすかさん(20)ら16人が2月から翻訳を始めた。
米国人留学生も加わり、シナリオから英訳し、映像と見比べて言葉の使い方がおかしくないか確認しながら進めた。特に、「ピカドン」の翻訳に頭を悩ませた。原爆を意味する「アトミック・ボム」にするか、被爆者が使う「ピカ」のままにするか。場面を吟味し、「pika―don」と「A―bomb」を併用した。
作業のさなか、東日本大震災が起き、原発事故が問題になった。由比さんは「何も知らないわたしでも映画を見て放射能の怖さがすごく伝わってきた。現実の被災と重なって複雑な思い」と話す。
5月にスペインで開かれた平和国際博物館会議で初上映されたが、見た人は放射能の破壊力の大きさに驚いていたという。字幕版は、立命館大以学館で14日午後7時から上映する(無料)ほか、佛教大(7月5、8日)、枚方市(7月13日)など上映の動きが広がっている。DVDは有料で貸し出す。問い合わせは小林さん携帯電話090(8961)5019。
◇県選手権大会(9日・サンマリン)
▽準決勝
宮崎商 003016=10
日章学園 000000=0
(六回コールド)
(宮)吉田−平野
(日)富安、後藤、山下−河野
▽本塁打 永山(宮)
▽三塁打 大島、永山(宮)
▽二塁打 大島(宮)
高鍋
000210001=4
000000000=0
日南学園
(高)河野−荒瀬、杉山
(日)古市、村田、寺原−川口
▽本塁打 福山(高)
▽三塁打 前田(高)
6月10日朝刊
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視覚障害のある中学生が9日、宮崎市の県総合運動公園でサイクリング体験をした。県スポーツ施設協会が主催し、県立明星視覚支援学校中学部(宮崎市)の生徒4人が参加した。
4人は弱視や全盲で、1人で自転車に乗ることが難しい。使うのはレジャー用の2人乗りタンデム自転車で、この日はヘルメットをかぶった生徒が後部サドルに、協会の職員が前部サドルに座って誘導した。
梅雨の晴れ間で強い日差しが降り注ぐ中、生徒たちはウオーミングアップで自転車に乗る感覚をつかんだ後、公園内の約2キロのコースを約30分、風を切って走った。
昨年11月、協会が1時間100円で、この自転車の貸し出しをスタート。目の不自由な子供たちにも楽しんでほしいと体験会を企画し、今回が2回目。
初めて自転車に乗ったという1年生の平山夏美さん(12)は「ペダルをこぐのは難しかったけど、楽しかった」と話していた。【中村清雅】
6月10日朝刊
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政府が検討している「税と社会保障の一体改革」について、河野俊嗣知事は9日の定例会見で「議論の進め方と内容が心配だ」と懸念を示した。政府は今月20日に最終案を決める予定だが、地方への負担を強化する政府案が通れば、県単独の社会福祉関連の事業予算は削減され、小児救急医療や乳幼児・妊産婦健康診査などのサービスが低下する恐れがあるという。
財政課によると、消費税収は国と地方自治体で分け、国は高齢者向けの医療と介護、年金の費用に充てている。しかし改革によって、地方への消費税配分は減る見通しで、税収減に苦しむ地方は単独事業の予算枠を削るしかないという。
現在、県の単独事業は医療や子育て、障害者福祉の支援など多岐にわたる。政府案が通れば、福祉サービスの質と量の低下は必至だという。知事は「地方の意見をどれだけ聞いたのか」と疑問視。政府は13日に「国と地方の協議の場」を予定しており、県も他の自治体と連携して反対を強く訴える方針だ。エルコーニア【石田宗久】
6月10日朝刊
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